津田休甫(読み)つだ きゅうほ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津田休甫」の解説

津田休甫 つだ-きゅうほ

?-? 江戸時代前期の俳人
主家の宇喜多氏滅亡で出家し,大坂隠棲(いんせい)。松永貞徳,松江重頼らとまじわり,大坂俳人の長老格として多数の俳書に句がみえる。奇行の人としても有名。かつて天満(てんま)栗東寺杉戸に3頭の虎をえがいたとき,ひげがないと指摘され片隅に毛抜きをかきくわえたという。明暦2年(1656)ごろ死去。63歳。別号に江斎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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