津知村(読み)つぢむら

日本歴史地名大系 「津知村」の解説

津知村
つぢむら

[現在地名]芦屋市津知町・清水町しみずちよう

三条さんじよう村の南に接し、沖積平地の中間部に位置する小規模村。村内を山陽道が通る。慶長国絵図では街道上に「辻村」と記され、高一〇六石余。元和三年(一六一七)摂津一国御改帳には津知村とみえ、この表記が一般的。村高は幕末までほとんど変化はない。領主変遷三条村に同じ。寛文九年(一六六九)頃の家数一一・人数八一(「尼崎藩青山氏領地調」加藤家文書)。天明八年(一七八八)の巡見使通行用留帳(岡本家文書)では家数一九・人数九三、牛七。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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