津脇喜代男(読み)ツワキ キヨオ

20世紀日本人名事典 「津脇喜代男」の解説

津脇 喜代男
ツワキ キヨオ

昭和期の労働運動家 川崎市選管委員長;川崎市議;私鉄総連初代書記長。



生年
明治38(1905)年11月3日

没年
昭和55(1980)年4月25日

出生地
山口県山口市大字深溝

学歴〔年〕
尋常小〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
総評文学賞〔昭和54年〕「少年坑夫記」

経歴
少年時代、炭鉱生活の体験から労働運動に入る。昭和6年共産党に入党し、同年12月検挙され、13年まで獄中生活を送った。戦後、22年私鉄総連の組織づくりに参画、初代書記長。38〜46年川崎市議(社会党)2期、47年から川崎市選管委員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「津脇喜代男」の解説

津脇喜代男 つわき-きよお

1905-1980 昭和時代の労働運動家。
明治38年11月3日生まれ。総同盟大阪合同労組に加入するが左派として除名され,全国労働組合同盟の結成にかかわる。昭和6年共産党に入党。22年私鉄総連初代書記長に就任。川崎市議会議員(社会党)。昭和55年4月25日死去。74歳。山口県出身。著作に「少年坑夫記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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