共同通信ニュース用語解説 「洪水浸水想定区域」の解説
洪水浸水想定区域
河川の氾濫で浸水の恐れがあるエリアを示し、深さ、浸水が続く時間とともに公表する。2001年の水防法改正により、円滑で迅速な避難を目的に、国や都道府県が浸水区域を想定し、公表する制度が創設された。対象とする雨は、当初「数十年から100年に1度」級だったが、15年の法改正で「千年に1度」級に拡充された。浸水想定区域を基に、市区町村は避難施設、経路などを盛り込んだハザードマップを作成し、戸別配布やホームページ掲載で周知する。
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