洪水浸水想定区域

共同通信ニュース用語解説 「洪水浸水想定区域」の解説

洪水浸水想定区域

河川氾濫浸水の恐れがあるエリアを示し、深さ、浸水が続く時間とともに公表する。2001年の水防法改正により、円滑で迅速な避難を目的に、国や都道府県が浸水区域を想定し、公表する制度が創設された。対象とする雨は、当初「数十年から100年に1度」級だったが、15年の法改正で「千年に1度」級に拡充された。浸水想定区域を基に、市区町村避難施設経路などを盛り込んだハザードマップを作成し、戸別配布やホームページ掲載で周知する。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android