洪福(読み)こうふく

精選版 日本国語大辞典 「洪福」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふく【洪福・鴻福】

  1. 〘 名詞 〙 大きなさいわい。大慶
    1. [初出の実例]「是全く稚君(わかぎみ)の洪福(コウフク)によるものから」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)

こう‐ふく【洪福】

  1. 中国清代の太平天国の後主。洪福瑱とも誤り伝う。父洪秀全の死後天王となり、南京陥落後、湖州広徳江西にのがれたが、清軍に捕えられ、南昌で殺された。(一八四九‐六四

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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