日本歴史地名大系 「洲波神社」の解説 洲波神社すわじんじや 長野県:南安曇郡豊科町細萱村洲波神社[現在地名]豊科町大字南穂高 細萱糸魚川(いといがわ)道沿いの町並(まちなみ)の西に東向きに位置する。祭神は建御名方命。古宮跡が殿村(とのむら)の南方にある。元禄一一年(一六九八)穂高組村々寺社御改帳(等々力一茂氏蔵)によると、捨馬御札場(すてうまおふだば)より「未方道度三丁四十二間」の所にあると記されている。本殿は小板葺一丈五尺、一丈二尺。文禄年代(一五九二―九六)の筑摩安曇両郡郷村御朱印御高附には「天之宮」、社領五石とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報