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活性化状態 かっせいかじょうたい

大辞林 第三版の解説

かっせいかじょうたい【活性化状態】

化学反応の際に、反応物の分子が生成物の分子に移り変わる途中で通過する、エネルギーの高い状態。活性状態、遷移状態ともいう。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

活性化状態
かっせいかじょうたい
activated state

一つの化学反応がおこるためには、反応の原系から出発して生成系になるまでの途中に、活性化されて化学種間の原子の組み替えが可能な状態を経ることが必要であると考え、この状態を活性化状態という。ここでは活性錯合体が形成される。この状態は反応経路のなかでもっとも系のエネルギーが高い。したがって、この活性化のためのエネルギー障壁(活性化エネルギー)を乗り越えたものだけが反応をおこすと考えることができる。[戸田源治郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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