活現(読み)カツゲン

デジタル大辞泉 「活現」の意味・読み・例文・類語

かつ‐げん〔クワツ‐〕【活現】

[名](スル)姿・形がいきいきと現れること。また、現すこと。
千人に千個の実世界を―する」〈漱石虞美人草

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「活現」の意味・読み・例文・類語

かつ‐げん クヮツ‥【活現】

〘名〙 生き生きと目に見えるように現われること。また、現わすこと。
※内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙一二「眼に印したりし美人の画が今このところへ活現(クヮツゲン)せしか」 〔長生殿弾詞

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