精選版 日本国語大辞典 「弾詞」の意味・読み・例文・類語
だん‐し【弾詞】
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中国の民間俗曲芸能の一類で、南詞(なんし)ともいう。その前身は宋(そう)代の語り物の陶真(とうしん)、あるいは明(みん)代の詞話(しわ)とされ、遅くとも明代中葉には杭州(こうしゅう)など江南の諸都市に広まって演芸としての形を整え、明末清(しん)初からは弾詞とよばれるようになった。現在、蘇州(そしゅう)、揚州(ようしゅう)、長沙(ちょうさ)、桂林(けいりん)の各弾詞、四明(しめい)南詞などがあり、1人から3、4人による三絃(さんげん)、琵琶(びわ)あるいは月琴を主とした弾き語りで、語りのない歌だけのものもある。通例は七字句を重ねる長編の歌詞で、男女の愛の葛藤(かっとう)などを語り、下層市民や婦女をおもな聴衆として、それぞれの地方の曲調と方言で歌われてきた。1950年代からは現代物の創作も進み、中編、短編もつくられている。
[傳田 章]
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…中国では宋代以後,古い形にとらわれずに新しい琵琶様式をつくりあげていった。ことに南部では声楽曲の伴奏用に広く愛用され,語り物としての〈弾詞(だんし)〉になくてはならないものとなり,また明代以後は他の楽器と組み合わされて新しい合奏音楽をつくるのに役立てられた(この合奏形態は日本にも伝えられ〈明清楽(みんしんがく)〉と呼ばれた)。一方,北部ではむしろ独奏楽器として発達し,純器楽的表現のみならず,自然現象を模倣する写実技法を織り交ぜながらフラメンコ風の華麗な技巧をこらした指爪弾法を応用するようになった。…
※「弾詞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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