流動性知能(読み)りゅうどうせいちのう(その他表記)Fluid intelligence

知恵蔵mini 「流動性知能」の解説

流動性知能

心理学者キャッテルにより提唱された知能因子の2分類の一つ(もう一つは「結晶性知能」)。流動性知能は新しい場面への適応に必要な能力であり、具体的には、計算力・暗記力・思考力集中力などがある。IQ(知能指数)はこれにより計られる。結晶性知能が経験を元にした知能であり60代頃にピークを迎えるのに対し、流動性知能は18~25歳くらいにピークを迎え、その後次第に衰えて40代以降で急激に低下するとされている。

(2015-4-20)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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