浄土寺屋敷(読み)じようどうじやしき

日本歴史地名大系 「浄土寺屋敷」の解説

浄土寺屋敷
じようどうじやしき

[現在地名]桑名市清水(しみず)町

船馬(せんば)町の南にあり、浄土寺を中心にした四囲の町屋敷地。慶長六年(一六〇一)の町割に際して「八月ノ屋敷立ニ浄土寺ヲ三崎(みさき)ニ移シ玉フ」(慶長自記「桑名市史」補篇所収)とあり、同寺の移転が町づくりの基礎となった。その後「久波奈名所図会」によれば「中古まで浄土寺境内の四方竹木繁茂せり。寛永年中松平隠州公御代切払ひ居屋敷となる。此時西町東町出来す」、さらに「慶安年中境内北の方竹木を平治して東西同前の居屋敷となる。(中略)七ツ屋に居りし妓婦を此地へ移せしとなり」とあり、ここを女郎屋(じよろや)町と称したが、のち浄土寺屋敷北(じようどうじやしききた)町と称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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