浄水器に関する注意(読み)じょうすいきにかんするちゅうい

家庭医学館 「浄水器に関する注意」の解説

じょうすいきにかんするちゅうい【浄水器に関する注意】

 安全な飲料水を提供するために、水道水は塩素による殺菌が行なわれていますが、水に溶け込んでいる有機化合物と塩素とが反応し、有機塩素化合物が生成されます。このなかには、中枢機能低下(ちゅうすうきのうていか)、肝毒性、腎毒性(じんどくせい)、催奇形性(さいきけいせい)、発がん性などの作用を発揮するクロロホルムなどのトリハロメタンも含まれています。
 浄水器は、塩素、トリハロメタンなど、プランクトン雑菌の順で除去しますが、浄水器によってこれらの除去能力が異なるので、説明書をよく読んで購入しましょう。
 浄水器は、8~64時間使用しないでいると、細菌が検出されるようになるので、こうした場合は、しばらく水を流してから使用します。
 また、カートリッジは、古くなると除去能力が低下するので、早めに取り替えるようにしましょう。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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