デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「浄空」の解説 浄空 じょうくう 1693-1775 江戸時代中期の僧。元禄(げんろく)6年10月10日生まれ。真言宗。武蔵(むさし)足立郡倉田(埼玉県)明星院の海浄(かいじょう)に師事し,京都,奈良で倶舎(くしゃ),唯識(ゆいしき),三論(さんろん)など諸学をまなぶ。幕府の命で江戸円福寺の住持をつとめ,宝暦9年京都の智積(ちしゃく)院20世となった。安永4年10月28日死去。83歳。下野(しもつけ)(栃木県)出身。俗姓は鈴木。字(あざな)は慈潭。号は白壊,法国。著作に「大日経疏執中並玄談」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例