浄言寺町(読み)じようごんじちよう

日本歴史地名大系 「浄言寺町」の解説

浄言寺町
じようごんじちよう

[現在地名]奈良市西木辻にしきつじ

鳴川なるかわ町の西に所在。木辻村のうちに発達した町で、「奈良曝」に「木辻組のうち。此町ニ上屋壱軒有。綿町の北の丁。いにしへ浄言寺といひし寺のあとなり」とある。「奈良坊目拙解」によれば、興福寺領と幕府領の境界にあたり、享保一〇年(一七二五)町の南門修復の際「弘治二年正中七日実禅房 浄言寺云々」の銘をもつ石塔婆が現れた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む