すべて 

浅文風(読み)センモンフウ

デジタル大辞泉 「浅文風」の意味・読み・例文・類語

せんもん‐ふう【浅文風】

能で、世阿弥が九段階に分けたうちの第六位(中三位の第三)の芸格。芸に深みはないが、幽玄の基礎となる位。せんぶんふう。→九位きゅうい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「浅文風」の意味・読み・例文・類語

せんもん‐ふう【浅文風】

  1. 〘 名詞 〙 世阿彌が能楽の芸の位を九段階に分けたうちの第六位。芸に深みはないが、美しさをあらわす段階。また、稽古習道の順序として、最も基礎的な歌・舞を学習する初歩入門の段階。ここから入って上の段階へ進み、その後下へくだるとされる。せんぶんふう。〔九位(1428頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む