浅熱水鉱床(読み)せんねっすいこうしょう(その他表記)epithermal depoist

最新 地学事典 「浅熱水鉱床」の解説

せんねっすいこうしょう
浅熱水鉱床

epithermal deposit

W.Lindgren(1931)の定義では,マグマ起源の上昇熱水溶液から地下浅所(1km以内)でかつ低温条件下(100~200℃)で生じた鉱床。実際にはより高い生成温度(<350℃)で,天水起源の熱水が卓越するものが多い。金・銀に富むものと卑金属に富むものに大別され,さらに金・銀に富むものは,高硫化系鉱床と低硫化系鉱床に大別される。日本の新生代に形成された金,銀,銅,鉛,亜鉛鉱床は,火山活動に伴い変質火山岩類を母岩とする浅熱水性の鉱脈型が多い。菱刈鉱山(Au,Ag),尾去沢鉱山(Cu),細倉鉱山(Pb,Zn)が典型例。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 渡辺

岩石学辞典 「浅熱水鉱床」の解説

浅熱水鉱床

火成活動に伴う成因による熱い熱水が上昇して,地表近くで低温低圧の条件下で形成された鉱物鉱床[Lindgren : 1928, Bateman : 1942].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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