共同通信ニュース用語解説 「細倉鉱山」の解説
細倉鉱山
宮城県栗原市にあり、千年以上の歴史がある。主に鉛や亜鉛が採掘された。1934年から三菱鉱業(現三菱マテリアル)が経営し発展。アジア・太平洋戦争中は軍用鉱山化した。最盛期の60年前後には周辺に1万人超が暮らした。経営悪化で87年に閉山。現在は子会社が跡地を管理し、市営施設「細倉マインパーク」内の観光坑道として一部を見学できる。労働者が住んだ長屋は映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(2007年)のロケ地となったが、取り壊された。
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