浅絳山水(読み)センゴウサンスイ

デジタル大辞泉 「浅絳山水」の意味・読み・例文・類語

せんごう‐さんすい〔センガウ‐〕【浅×絳山水】

水墨基調とし、代赭色たいしゃいろ淡彩を添えた山水図藍色あいいろを併用する場合も多い。中国南宋ころに始まった。

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精選版 日本国語大辞典 「浅絳山水」の意味・読み・例文・類語

せんこう‐さんすいセンカウ‥【浅絳山水】

  1. 〘 名詞 〙 うすい代赭(たいしゃ)(=赤褐色)と藍を主色とし、淡墨をまじえて描いた山水画。瀟洒(しょうしゃ)な趣をもつので、元以後、文人画家が好んで描いた。

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