浅草猿若町二丁目(読み)あさくささるわかまちにちようめ

日本歴史地名大系 「浅草猿若町二丁目」の解説

浅草猿若町二丁目
あさくささるわかまちにちようめ

[現在地名]台東区浅草六丁目

浅草猿若町一丁目の北にある。東は浅草聖天あさくさしようでん町、西は浅草寺地中。浅草猿若町一丁目と同様に天保一三年(一八四二)の成立で、二丁目には葺屋ふきや(現中央区)から市村座および結城座が移された。歌舞伎芝居の市村座は江戸三座の一つ。寛永一一年(一六三四)村山又三郎により上堺かみさかい(のち葺屋町)に建てられた村山座が始まりで、寛文三年(一六六三)以降に市村宇左衛門(のち羽左衛門)が興行権を譲り受け、市村座と改称した。結城座は人形浄瑠璃小屋で座元は孫三郎。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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