日本歴史地名大系 「浜古村」の解説 浜古村はまごむら 千葉県:君津市旧周淮郡地区浜古村[現在地名]君津市浜子(はまご)常代(とこしろ)村の西に位置する。永享二年(一四三〇)六月二七日の鎌倉公方足利持氏寄進状(鶴岡八幡宮文書)に周西(すさい)郡「浜子田畠」とみえ、持氏の重臣簗田氏が寄進した当地が鎌倉鶴岡八幡宮に再寄進されている。天正一九年(一五九一)一一月、浜子村のうち一五石が地内の建暦(けんりやく)寺領とされた(「徳川家康寄進状」西角井家文書)。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳によると高一四四石。寛永三年(一六二六)の知行宛行状(立川家文書)により浜古村一三二石余が旗本石野領となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by