浜津賀村(読み)はまつがむら

日本歴史地名大系 「浜津賀村」の解説

浜津賀村
はまつがむら

[現在地名]大野村浜津賀

鹿島灘沿岸にあり、北は武井釜たけいがま村、南は荒井あらい村。天正一九年(一五九一)に佐竹氏の一族東義久の知行地となり、文禄四年(一五九五)の中務大輔当知行目録(秋田県立図書館蔵)に「九拾六石仁斗六升 津かはま」とある。江戸初期頃は津賀東つがひがし浜とよばれ、慶長七年(一六〇二)の津賀東浜御縄打水帳(横田家文書)によれば戸数は二〇で、田一町五反七畝七歩(分米一七・七五石)・畑一一町九反五畝二七歩(分米八三・七一二石)、田畑総計一三町五反四畝四歩(分米一〇一・四六二石)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android