浜麦(読み)はまむぎ

精選版 日本国語大辞典 「浜麦」の意味・読み・例文・類語

はま‐むぎ【浜麦】

〘名〙
イネ科多年草。北海道、本州、九州北部の海岸砂地に生える。高さ六〇~九〇センチメートル。走出枝がなく稈は叢生する。葉は線形で長さ二〇~三〇センチメートル。夏、稈の先端に直立する長さ一五センチメートルのやや細い花穂に小穂を密生する。小穂は二、三個の小花からなり先端から長い芒(のぎ)を出す。〔日本植物名彙(1884)〕
② 植物「こうぼうむぎ(弘法麦)」の異名。〔物品識名(1809)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「浜麦」の解説

浜麦 (ハマムギ)

植物。カヤツリグサ科の多年草。コウボウムギ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android