浦の町(読み)うらのちよう

日本歴史地名大系 「浦の町」の解説

浦の町
うらのちよう

[現在地名]平戸市浦の町

平戸城の北西にあり、平戸浦に臨む。本町ほんちよう通六ヵ町の一つで、福寿ふくじゆ町・延命えんめい町二ヵ町の総称であった。宮之みやの町の北に位置し、本町通を挟んで町屋が形成される。天正一六年(一五八八)「平戸うら町」の者四人が伊勢参宮に赴いているのをはじめ、文禄五年(一五九六)に二人、慶長四年(一五九九)には九人が伊勢参りを行っている(「御参宮人帳」橋村家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む