浦波(読み)ウラナミ

デジタル大辞泉 「浦波」の意味・読み・例文・類語

うら‐なみ【浦波】

海岸に打ち寄せる波。
朝風に―騒き夕波に玉藻は来寄る」〈・一〇六五〉

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精選版 日本国語大辞典 「浦波」の意味・読み・例文・類語

うら‐なみ【浦波】

  1. 〘 名詞 〙 海岸にうちよせる波。うらのなみ。
    1. [初出の実例]「百船(ももふね)の 泊(は)つるとまりと 八嶋国 百船(ももふなびと)の 定めてし 敏馬(みぬめ)の浦は 朝風に 浦浪(うらなみ)わき」(出典万葉集(8C後)六・一〇六五)

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