朝風(読み)アサカゼ

デジタル大辞泉 「朝風」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「朝風」の意味・読み・例文・類語

あさ‐かぜ【朝風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝吹く風。
    1. [初出の実例]「宇治間山朝風寒し旅にして衣借すべき妹もあらなくに」(出典:万葉集(8C後)一・七五)
  3. 日の出後しばらく、海辺では陸地から海上に、また、山間では山頂から谷に向かって吹く風。
  4. ( 「晨風(しんぷう)」を訓読したもの ) 「はやぶさ(隼)」の別名。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「はげしくも落ちくる物か冬山の雪にたまらぬ峰の朝風」(出典:西園寺鷹百首(14C後‐15C前か))

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普及版 字通 「朝風」の読み・字形・画数・意味

【朝風】ちようふう

朝かぜ。

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