朝風(読み)アサカゼ

デジタル大辞泉 「朝風」の意味・読み・例文・類語

あさ‐かぜ【朝風】

朝吹く風。
日の出後、気圧関係陸上から海上へ、また、山頂から谷へ吹く風。⇔夕風
[類語]追い風順風向かい風逆風横風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風

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精選版 日本国語大辞典 「朝風」の意味・読み・例文・類語

あさ‐かぜ【朝風】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 朝吹く風。
    1. [初出の実例]「宇治間山朝風寒し旅にして衣借すべき妹もあらなくに」(出典:万葉集(8C後)一・七五)
  3. 日の出後しばらく、海辺では陸地から海上に、また、山間では山頂から谷に向かって吹く風。
  4. ( 「晨風(しんぷう)」を訓読したもの ) 「はやぶさ(隼)」の別名。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「はげしくも落ちくる物か冬山の雪にたまらぬ峰の朝風」(出典:西園寺鷹百首(14C後‐15C前か))

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普及版 字通 「朝風」の読み・字形・画数・意味

【朝風】ちようふう

朝かぜ。

字通「朝」の項目を見る

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