浪合村(読み)なみあいむら

日本歴史地名大系 「浪合村」の解説

浪合村
なみあいむら

面積:五六・一二平方キロ

伊那郡の南西部に位置する標高一〇〇〇メートル内外の高冷地山村。北は阿智あち村、北東下条しもじよう山脈を隔てて下條村、南東阿南あなん和合わごう、南から西にかけて平谷ひらや村、西は岐阜県中津川なかつがわ市に接する。

木曾山脈の南端大川入おおかわいり山から流れ出る浪合川(天竜川の支流和知野わちの川の上流)に沿う山間谷あいの村で、近世には旧三州さんしゆう(伊那)往還(現国道一五三号)の中馬宿として栄えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android