ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浮き子式圧力計」の意味・わかりやすい解説 浮き子式圧力計うきこしきあつりょくけいfloat pressure gauge 液柱型圧力計の一種。適当な液を入れたU字管の一方に圧力を導いて加え,他方に上向きの軸をもった浮き子を浮べる。圧力変化は液面を上下させ,したがって浮き子の軸も上下するから,これを機械的または電気的機構で拡大し,圧力を指示する。液は場合に応じて水銀,水,アルコールなどが用いられるが,よごれると精度が落ちるので随時更新する。構造は簡単であるが精度はよく,高圧中の微差圧もよく指示し,圧力変化にも追随するので,工業的に広く用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by