すべて 

浮き子式圧力計(読み)うきこしきあつりょくけい(その他表記)float pressure gauge

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「浮き子式圧力計」の意味・わかりやすい解説

浮き子式圧力計
うきこしきあつりょくけい
float pressure gauge

液柱型圧力計一種。適当な液を入れたU字管一方圧力を導いて加え,他方に上向きの軸をもった浮き子を浮べる。圧力変化は液面を上下させ,したがって浮き子の軸も上下するから,これを機械的または電気的機構で拡大し,圧力を指示する。液は場合に応じて水銀,水,アルコールなどが用いられるが,よごれると精度が落ちるので随時更新する。構造は簡単であるが精度はよく,高圧中の微差圧もよく指示し,圧力変化にも追随するので,工業的に広く用いられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

すべて 

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む