浮世の習い(読み)ウキヨノナライ

デジタル大辞泉 「浮世の習い」の意味・読み・例文・類語

うきよ‐の‐ならい〔‐ならひ〕【浮世の習い】

人の世で逃れられない事柄。この世の習慣。「ままならないのは浮世の習い

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮世の習い」の意味・読み・例文・類語

うきよ【浮世】 の 習(なら)

  1. 人の世の、のがれられないきまり、ならわし。世間にありがちなこと。
    1. [初出の実例]「生者必滅、会者定離(ゑしゃぢゃうり)は、うき世の習にて候ふ也」(出典平家物語(13C前)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android