浮原島訓練場(読み)うきばるじまくんれんじよう

日本歴史地名大系 「浮原島訓練場」の解説

浮原島訓練場
うきばるじまくんれんじよう

[現在地名]勝連町比嘉

浮原うきばる島にある米海兵隊の訓練場。二〇〇二年(平成一四年)三月現在の面積は〇・二五四平方キロ、地主数・年間賃借料は非公開。基地従業員はいない。当施設収用の経緯は不明で、元来布令二〇号に基づく使用形態ではなく、訓練の都度使用料が払われていたようである。一九七二年(昭和四七年)の日本復帰後、地位協定第二条第四項bによる一時使用施設として提供され、米軍自衛隊の共同使用施設となった。その後勝連町では当島を観光地として活用するための基本構想を策定し、七六年には島への企業誘致の計画もあったが結局は中止となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android