浮荷(読み)ウキニ

デジタル大辞泉 「浮荷」の意味・読み・例文・類語

うき‐に【浮(き)荷】

難破を防ぐために船から投げ捨てられたり、荒波でさらわれたりして、海上に漂流する貨物
荷受人が決まらないうちに船積みして送り出した荷。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「浮荷」の意味・読み・例文・類語

うき‐に【浮荷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 難破を防ぐため海に投げ捨てられたり、風波にさらわれたりして、海上に漂っている荷物。〔英和商業新辞彙(1904)〕
  3. 引取人が決まらないうちに荷主が船積みして送り出す品物

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android