海上交通(読み)かいじょうこうつう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「海上交通」の解説

海上交通
かいじょうこうつう

海上航行する船舶によって行われる交通をいう。船舶の航行が比較的集中する海域航路と呼び,おもな大陸間航路としては,北大西洋航路 (ヨーロッパ-北アメリカ) ,南大西洋・カリブ海航路 (ヨーロッパ-中央アメリカ,南アメリカ,アフリカ) ,アジア・オーストラリア航路 (ヨーロッパ-東アジア,オーストラリア) ,北太平洋航路 (北アメリカ-東アジア) ,南太平洋航路 (北アメリカ-オーストラリア) などがある。かつてはヨーロッパを中心とする航路が重要視されたが,アメリカや日本の経済的地位の向上とともに,これらの地域を中心とする航路の交通量も激増した。最も海上交通量の多い航路は,近代以降常に北大西洋航路であるが,第2次世界大戦後は中東石油の開発に伴って,ペルシア湾起点として,ヨーロッパ,北アメリカ,日本に向う交通量も増大した。

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世界大百科事典内の海上交通の言及

【水運】より

…ここでいう水運は,海上交通すなわち海運と河川交通すなわち内陸水運をあわせ含んだ水上交通を指す。水運の歴史は古く世界の各地域によりその様相を異にする。…

※「海上交通」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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