海人衣(読み)あまごろも

精選版 日本国語大辞典 「海人衣」の意味・読み・例文・類語

あま‐ごろも【海人衣】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 海人の着る衣服漁師等が着る衣服。
    1. [初出の実例]「〈本〉難波潟 潮満ちくれば 阿万古呂毛(アマコロモ)」(出典神楽歌(9C後)大前張難波潟)
  2. [ 2 ] 雨衣(あまごろも)」と同音であるところから、「田蓑(たみの)」にかかる。
    1. [初出の実例]「〈末〉安万古呂毛(アマコロモ) 田蓑の島に 鶴(たづ)鳴きわたる」(出典:神楽歌(9C後)大前張・難波潟)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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