海境(読み)ウナサカ

デジタル大辞泉 「海境」の意味・読み・例文・類語

うな‐さか【境/海坂/界】

海神の国と人の国とを隔てると信じられていた境界。海のさかい。海の果て。
「即ち―をへて返り入りましき」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「海境」の意味・読み・例文・類語

うな‐さか【海境・海坂・海界】

  1. 〘 名詞 〙 上代海上にあると信じられていた、海神の国と人の国との境界。海のはて
    1. [初出の実例]「即ち、海坂(うなさか)を塞て返り入りましき」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android