海恕(読み)カイジョ

デジタル大辞泉 「海恕」の意味・読み・例文・類語

かい‐じょ【海×恕】

海のように広い度量で、相手を許すこと。多く手紙などで「御海恕」の形で用いられる。「失礼の段何とぞご海恕ください」
師亦またさいわいに―するあれど」〈菊亭香水・世路日記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「海恕」の意味・読み・例文・類語

かい‐じょ【海恕】

  1. 〘 名詞 〙 海のように広い心で、ゆるすこと。多く「御海恕」の形で用いる。海容
    1. [初出の実例]「偖当夏中は御多忙の処度々参上毎度意外の長座定めて御邪魔の事と存候無遠慮の段御海恕可被下候」(出典:狩野亨吉宛夏目漱石書簡‐明治二六年(1893)一〇月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む