海松房(読み)みるぶさ

精選版 日本国語大辞典 「海松房」の意味・読み・例文・類語

みる‐ぶさ【海松房・水松房】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みるふさ」とも ) 海松の枝が房になっているもの。昔、髪そぎの時に用いたという。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「はかりなき千尋の底のみるふさの生ひ行く末は我のみぞ見む」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「海松房」の解説

海松房 (ミルブサ)

植物ミル科の緑藻。ミルの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android