最新 地学事典 「海洋磁気測定」の解説
かいようじきそくてい
海洋磁気測定
marine magnetic survey
海洋で行う磁場の観測。船,航空機,人工衛星などにセンサーを搭載もしくは曳航して実施。船や航空機に搭載する場合は,測定される磁場を補正する必要があり,陸上の場合より困難を伴う。20世紀後半は,船からプロトン磁力計を曳航する全磁力測定が主流となり,縞状の海底磁気異常の発見が海洋底拡大説の提唱とプレートテクトニクスの成立につながった。現在では,深海探査機に磁力計を搭載した高分解能地磁気三成分測定がなされており,低軌道人工衛星CHAMPやSWARMの観測に基づく全球磁気異常データセットが公開されている。
執筆者:伊勢崎 修弘・沖野 郷子
参照項目:地球磁場観測
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

