コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

磁力計 じりょくけい magnetometer

翻訳|magnetometer

6件 の用語解説(磁力計の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

磁力計
じりょくけい
magnetometer

磁場の大きさを測定する装置。地磁気電磁石のつくる磁場などの測定のほか,磁性体の磁化の強さの測定にも用いられる。磁場の大きさは磁束密度SI単位テスラ (T) で表わすことが多いので,磁束計と同じ意味で取扱われることが多い。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

じりょく‐けい【磁力計】

磁界の強さを測定する装置。小さい磁石を細い線でつり、それにつけた鏡で磁針の回転角を測る。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

磁力計【じりょくけい】

地磁気の強さを測定する器械。広義には物体の磁化の強さを測る装置一般をいう。前者は,地球磁力の方向と大きさの絶対値を測定する絶対磁力計,地磁気の場所による相対的変化を測り磁気探査にも利用される磁気偏差計,地球磁力の時間的変化を測定または記録する地磁気変化計の3種に分類される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

じりょくけい【磁力計 magnetometer】

磁場や磁化の方向や大きさを測定する装置の総称。おもに地球科学と磁性体物理学の分野で使われ,前者では地磁気や岩石の自然残留磁気などの微小な磁場や磁化の測定に使用する。磁力計には原理の違いで,(1)磁石が磁場中で受ける力を測定するもの,(2)電磁誘導の法則を利用するもの,(3)ある種の磁性体の磁化特性を利用するもの,(4)磁気共鳴を利用するもの,(5)液体ヘリウム温度(-269℃)での超伝導効果を利用するものなどがある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

じりょくけい【磁力計】

磁場の強さおよび方向を測定する器械。地磁気や磁性体の磁化の強さを求めるのにも用いる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

磁力計
じりょくけい
magnetometer

物質の磁気の強さ(=磁化)を測る磁化測定装置と、磁場を測る磁場測定装置の総称。
(1)磁化測定装置 測定原理により2種に大別される。第一は、ファラデーの電磁誘導の法則を応用するもの。1対のサーチコイルの中央に置かれた試料を動かすとコイルに起電力を発生する。この起電力は、コイル内の磁束の時間変化に比例するので、試料を動かす速さを同じにして、標準試料の場合の起電力と比較することによって、試料の全磁気モーメント(μ)(したがって、単位体積当りの磁気モーメント=磁化M)を知ることができる。試料を機械的に振動させる方式が試料振動型磁力計で、広く使用されている(図A)。第二の原理は、磁性体が不均一な磁場から受ける力を利用するもの。電磁石の向かい合うN、S磁極間中心より(磁場に垂直方向に)少し離れた位置に、試料を置く。常磁性体または強磁性体は磁極中心(最大磁場の位置)に向かう吸引力を受ける(反磁性体では逆向きの力になる)。この力は試料の全磁気モーメント(μ)に比例するので、力の大きさと向きを測れば、μを求められる。力の測定には高感度の天秤(てんびん)を使うことが多い。この場合には、試料の位置は磁極中心から鉛直上方へずらせる。この方式を磁気天秤という(図B)。力を利用する方法は、ピエール・キュリー(マリー・キュリーの夫)の時代(19世紀末)から1960~1970年代ころまで磁化測定の主流をなしていたが、1970年代後半ころから試料振動型の磁力計が主流になってきた。
(2)磁場測定装置 種々の測定原理のものがあり、目的に応じて使い分ける。前述の電磁誘導の法則を応用するものがもっとも基本的で、磁場内に置かれたサーチコイルに発生する起電力を測定する。静磁場の場合はコイルを動かし、時間変化する磁場の場合は静止コイルを用いる。この方式は、ごく微弱な磁場を除いてはすべての磁場に応用できる。そのほかに、半導体のホール効果を利用したものが多く使われ、中程度の磁場測定には便利である。やや特殊なものとして、(H2O内水素の陽子の)核磁気共鳴、超伝導体のジョセフソン効果、光のファラデー効果、磁気抵抗などを応用したものもある。核磁気共鳴の方法は磁場の精密測定に、ジョセフソン効果の方法は微小磁場の測定に適する。[宮台朝直]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

磁力計の関連キーワード永久磁石質量分析器旋光計反磁場傾斜計測流アッベ屈折計はかりレオメーターゴニオフォトメーター

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

磁力計の関連情報