…処女創作集《新しき命》(1916)出版のころは母性賛歌の独自の作風を見せ,一方で20年にはJ.シュピーリ原作の《ハイヂ》を翻訳した。22年《海神丸》,26年《大石良雄》を発表,西欧古典の教養に培われた知的構成力と,精緻なリアリズムに基づく理想主義的作風を示した。昭和期に入って《真知子》《若い息子》《哀しき少年》など社会的傾向が色濃くなり,36年から書き始められていた《迷路》が56年完結し,市民文学の代表作として高く評価された。…
※「海神丸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...