海鱮(読み)ウミタナゴ

デジタル大辞泉 「海鱮」の意味・読み・例文・類語

うみ‐たなご【海×鱮】

スズキ目ウミタナゴ科海水魚沿岸の藻の多い所にすむ。全長約25センチ。体は卵形で著しく側扁する。体色は鉄青色または銅赤色。卵胎生で、稚魚10~30匹産む。美味。たなご。

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精選版 日本国語大辞典 「海鱮」の意味・読み・例文・類語

うみ‐たなご【海鱮】

〘名〙 ウミタナゴ科の海魚。体長約二五センチメートル。形はクロダイに似るが口さきはとがる。体色は鋼青色のマタナゴと呼ばれるものと、赤褐色アカタナゴと呼ばれるものとがある。卵胎生魚として知られ、四月から七月にかけて一〇~四〇尾の子を産む。日本各地の沿岸の岩礁域に分布。たなご。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「海鱮」の解説

海鱮 (ウミタナゴ)

学名Ditrema temmincki
動物。ウミタナゴ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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