精選版 日本国語大辞典 「海鼠曳」の意味・読み・例文・類語 なまこ‐ひき【海鼠曳】 〘 名詞 〙 東北地方で小正月に、子どもたちが「もぐらもち内にか、なまこどんのお通りだ」などとはやしながら、海鼠やその形に似せたものを縄につけて、屋敷の周囲や田畑などを引いて回る行事。[初出の実例]「十四日の夕刻海鼠曵(ナマコヒキ)のことあり」(出典:風俗画報‐二六二号(1903)人事門) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例