浸透交代作用(読み)しんとうこうたいさよう(その他表記)infiltration metasomatism

最新 地学事典 「浸透交代作用」の解説

しんとうこうたいさよう
浸透交代作用

infiltration metasomatism

岩石孔隙に浸透した流体と岩石とが反応し,岩石中の鉱物が異なる化学組成の鉱物に置き換わる作用拡散のみによる交代作用拡散交代作用)とは異なり,流体の流れにより元素が輸送されるため,大規模な反応帯を形成する。マグマに起因する熱水が岩石に浸透交代作用を及ぼすと,熱水変質帯や熱水性鉱床(スカルン鉱床斑岩銅鉱床など)が形成される。流体は熱水だけでなく,ガス,超臨界流体,けい酸塩メルトのこともある。

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岩石学辞典 「浸透交代作用」の解説

浸透交代作用

開放系の場合に,液体が岩石中の微小な割れ目結晶粒界などを通って移動し,母岩と反応して岩石の鉱物組成や化学組成が大規模に変化する作用[周藤,小山内 : 2002].多くのマグマ溜まりでは,その基底部に未固結の粥状体(mush)が厚く発達しているので,粒間の液体部分が自重で押されて沈積した鉱物と,この種の交代作用が起こる[Irvine : 1980].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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