普及版 字通 「浹」の読み・字形・画数・意味
浹
10画
[字訓] あまねし・うるおす
[説文解字]
[字形] 形声
声符は夾(きょう)。夾に・(しょう)の声がある。〔説文新附〕十一上に「洽(あまね)し」、〔爾雅、釈言〕に「徹(とほ)るなり」とあり、ひろくゆきわたることをいう。
[訓義]
1. あまねし、あまねくゆきわたる、とおる。
2. うるおす、うるおう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕浹 トホル・カヨフ・メグル・ソソグ・アツム・アマネシ
[熟語]
浹会▶・浹月▶・浹行▶・浹洽▶・浹歳▶・浹時▶・浹日▶・浹旬▶・浹浹▶・浹辰▶・浹髄▶・浹旦▶・浹宙▶・浹通▶・浹徹▶・浹堂▶・浹偏▶・浹和▶
[下接語]
遠浹・恩浹・款浹・均浹・弘浹・洽浹・濡浹・周浹・旬浹・普浹・流浹
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報