浹辰(読み)しょうしん

精選版 日本国語大辞典 「浹辰」の意味・読み・例文・類語

しょう‐しんセフ‥【浹辰】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「浹」はひとめぐりの意。「辰」は干支総称十二支の子から亥に至るひとめぐりの意から ) 一二日間。短時日の間の意にも用いる。
    1. [初出の実例]「遂招碩学、講説経史、浹辰之間、庠序鬱起」(出典:家伝(760頃)下)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公九年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「浹辰」の読み・字形・画数・意味

【浹辰】しよう(せふ)しん

十二支一巡。十二日。宋・邵雍〔商守宋郎中の早梅に和す〕詩 山南の地は似たり、嶺南きに 臘(らふげつ)開きて、已(すで)に浹辰

字通「浹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android