液体ミルク(読み)エキタイミルク

共同通信ニュース用語解説 「液体ミルク」の解説

液体ミルク

乳児に必要な栄養分が得られるように製造された液状乳。製造時に滅菌されており、常温で半年~1年程度保存が可能。開封して哺乳瓶コップに注ぐだけで赤ちゃんに飲ませることができ、粉ミルクのように熱湯で調乳する必要がない。内閣府厚生労働省は10月、都道府県などに対し、乳児用液体ミルクの備蓄や災害時の授乳環境の整備を促す通知を出した。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

知恵蔵mini 「液体ミルク」の解説

液体ミルク

正式な名称は乳児用液体ミルク。成分は乳児用の粉ミルクと同等で、あらかじめ液体なので湯などで溶かす必要がない。封を切ればそのまま飲めるため外出時に便利で、災害時などにも効果を発揮する。育児手間が省けるため男性の育児参加の後押しにもつながるとされる。海外では広く普及しているが、日本では国内で法令が未整備のため流通していない。2016年10月、内閣府の男女共同参画会議は、諸外国と比べて家事や育児をする時間が短い男性の意識改革に向け、専門調査会を設置。液体ミルク解禁に向けた検討を行い、16年中に方針をまとめる。

(2016-10-18)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む