日本歴史地名大系 「淡海公墓」の解説 淡海公墓たんかいこうのはか 奈良県:奈良市佐保・佐紀地区法蓮村淡海公墓[現在地名]奈良市法蓮町佐保山南陵(聖武天皇陵)の西、鴻(こうの)池の南方に西淡海公・東淡海公の墓と称する二基の陪冢がある。淡海公とは藤原不比等の諡号で、「公卿補任」に「養老四年十月八日戊子火葬佐保山推山岡、従遺教也」とみえ、「帝王編年記」に「養老四年八月三日薨六十二、葬佐保山」とあり、所在未詳ながら上記二基のいずれかに擬せられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by