淡路町一丁目(読み)あわじまちいつちようめ

日本歴史地名大系 「淡路町一丁目」の解説

淡路町一丁目
あわじまちいつちようめ

[現在地名]東区淡路町一―二丁目

東横堀ひがしよこぼり川からさかい筋までが町域で、間に一丁目筋・八百屋町やおやまち筋を挟む。大坂三郷北組に属し、元禄一三年(一七〇〇)三郷水帳寄帳では屋敷数三五・役数四六役で、うち年寄分・会所分各一役が無役。年寄は吹田屋新兵衛。宗旨組合は当町と淡路町二丁目・北鍋屋きたなべや町・中船場なかせんば町・淡路あわじきれ町が一組で、当町が頭町(大坂町年寄永瀬氏留書写)。延享版「難波丸綱目」に播磨明石藩蔵元・銀掛屋一、備前焼物問屋・備後国問屋に近江屋安右衛門・同平兵衛、唐和薬種問屋仲買・肥前国問屋小西屋茂兵衛、紀伊国問屋・播磨国問屋川崎屋宇兵衛、豊前国問屋・尾張国問屋川崎屋与次兵衛、但馬国問屋・越後国問屋信濃屋弥左衛門、摂津国問屋・但馬国問屋鉄屋三郎兵衛、紀伊国問屋三・肥前国問屋二一・尾張国問屋二・江戸積釘問屋二・関東筋問屋七・唐和薬種問屋仲買一・砥石問屋二・古帳反古屋一が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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