精選版 日本国語大辞典 「深冷分離」の意味・読み・例文・類語 しんれい‐ぶんり【深冷分離】 〘 名詞 〙 常温では気体になっている混合物を、冷却して液状・固状にし、蒸留などの方法で成分を分ける方法。たとえば空気を液化して酸素ガスと窒素ガスに分けたり、天然ガスを分離精製したりする方法がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
化学辞典 第2版 「深冷分離」の解説 深冷分離シンレイブンリcryogenic separation 代表的な気体成分の分離法の一つ.混合ガスを低温で液化させ,各成分ガスの液化温度の違いを利用して分離・精製する方法.空気を液化し,酸素や窒素を分離するプロセス(空気深冷分離法),低級炭化水素(C1~C3)の分離,C2 および C3 留分中のアルカンとアルケンの分離などに使用されている.[別用語参照]蒸留,結晶化分離 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報