深大寺蕎麦(読み)じんだいじそば

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「深大寺蕎麦」の解説

じんだいじそば【深大寺蕎麦】

東京都調布市にある深大寺周辺で作られるそば。周辺の寺領が米昨に向かない土地だったため、年貢として代わりに納められたそば粉を用いて寺でそばを打ち、来客などにふるまっていたものが評判になって広まったと伝えられる。こんにちでは深大寺の門前に軒を連ねるそば店で出すものをいうことが多い。◇徳川家光が鷹狩りの途中で寺に立ち寄った際にそばを献上したところ大変喜んだことから寺のそばが知られるようになったとも、元禄年間(1688~1703)に寛永寺の門主であった公弁法親王が寺を訪れた際にこのそばを気に入ったことから知られるようになったともいわれる。門前そばでは文久年間(1861~1864)創業の「嶋田家」が元祖とされ、昭和30年代以降そば店が立ち並ぶようになった。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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