深成岩群(読み)しんせいがんぐん(その他表記)plutonic association

岩石学辞典 「深成岩群」の解説

深成岩群

アソシエーションという語は,ある特定の時代を通じて形成された岩石群を指しており,一つの地域に一緒に産出する火成岩で,成因的に関係がありそうなもの全体を,古くからアソシエーションとよんでいる.岩石区と類似した考え方で,一つの岩石区に属する岩石は一つのアソシエーションを作ることになる[鈴木 : 1994].火山岩群に対する語で,造山運動が活動している間またはすぐ後に,造山帯に貫入したすべての地下の塊を含む岩石群をいう.これらの中には不整合的および整合的な底盤,岩株,岩床の複合体および関係する岩体などが含まれている.これに伴われるアプライトペグマタイト,ランプロフアイアなどの貫入小岩体も含まれる[Kennedy : 1938].この出現は造山帯に限られ,ケネディは造山運動に伴いシアルの再熔融により形成された花崗閃緑岩マグマから導かれたと考えた[Kennedy : 1938, 地学団体研究会 : 1996].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

関連語 青木

最新 地学事典 「深成岩群」の解説

しんせいがんぐん
深成岩群

plutonic association

W.Q.Kennedy(1938)による火成岩の二大分類の一つで,火山岩群に対する。岩株・底盤からなり,各種の小規模な貫入岩体を含む。その出現は造山帯に限られ,造山運動に伴って,シアルの再溶融により形成された花崗閃緑岩マグマから導かれたと考えた。現在はほとんど使用されない。

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