深海海底地形(読み)しんかいかいていちけい(その他表記)deep-sea configuration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「深海海底地形」の意味・わかりやすい解説

深海海底地形
しんかいかいていちけい
deep-sea configuration

深海底に分布する地形総称。深海底の地形はけっして平坦ではなく,地上と同様な地形が分布している。 1979年に海底地形に関する国際的な専門委員会が設けられ地形用語を統一して用いるように勧告がなされ,同時に地形定義集が作成された。その一例として,深海長谷とは,海底扇状地または深海平原にみられる連続的に傾斜する細長いくぼみで,通常片側または両側自然堤防によって境されているもの,と定義されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む